夜の甘やかな野望
「そうそう、今度の日曜日には莉奈さんとご両親もお招きして、お夕食会にしましょう?
とっても莉奈さんにお世話になったんですもの」
「あ、ごめんね、その日は当直なんだ」
すかさず宗忠が口を出すと、宗雅がくつくつと笑っている。
うっせーな。
睨みを利かしたって、当たり前だが動じる様子はない。
兄を動じさせるのは、碧ちゃんを使わなくちゃだめだ。
いやいや、そんなこと、今はどうでもいい。
それよりも倫子さん。