夜の甘やかな野望
倫子が宗忠と付き合っている事実を知ると、“すごいね~”“いいね~”と羨ましがれ、宗忠の友人の紹介を頼まれ
る。
そして表面上は感じが良くても、さりげなくマウントをされている感じ。
婉曲的に言われなくたって、十分によくわかっている。
アラサーが夢見ている場合ではないのだ。
現実と折り合いをつけ、お似合いね~って言われる相手を早く見つけるべきだって。
だけど。
倫子は整えた資料を段ボールに詰め込む。
夢によっては、見られるとは限らない。