夜の甘やかな野望


倫子が宗忠と付き合っている事実を知ると、“すごいね~”“いいね~”と羨ましがれ、宗忠の友人の紹介を頼まれ
る。


そして表面上は感じが良くても、さりげなくマウントをされている感じ。


婉曲的に言われなくたって、十分によくわかっている。


アラサーが夢見ている場合ではないのだ。


現実と折り合いをつけ、お似合いね~って言われる相手を早く見つけるべきだって。


だけど。


倫子は整えた資料を段ボールに詰め込む。


夢によっては、見られるとは限らない。
< 166 / 257 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop