夜の甘やかな野望
「内藤先生って、見かけと違って遊び人ですね」
色々と男性に対して恨みがあるから、可愛げなく尖った声を出した。
これだからモテないんだとわかりつつ。
宗忠はくすくすと笑った。
「倫子さんって、本当に遠慮がないよねえ」
どっちが遠慮が無いんだかと思える口調で、にこやかに返してきた。
「おべっかを言えない性格なんで」
予想外に辛辣な返しに、むかっとして平坦に答えた。
「うん、言えなさそうだね」
またもや直球の返しにすごく悔しい気持ちになり、郵便物をチェックしている横顔を見下ろした。