夜の甘やかな野望
その息がくすぐったかったらしく、倫子が薄目を開けた。
まだ正気に返らないで。
宗忠は手で片方の胸を包むと、やわらかく揉みしだきながら、時折、刺激をあたえる。
舌でゆっくりと首筋からなめ、鎖骨をたどる。
倫子の体が逃れようとするような、もっと押し付けようとするような、相反する動きを繰り返す。
息が荒くなって、耐え切れないように両足を宗忠の腰に回し、押しつけてきた。
そればっかりじゃつまらないな。
宗忠は体の位置を入れ替えながら、倫子に自分を沈めた。
重力の反転に倫子が目を開いて、宗忠を見下ろす。
「動いて」
とまどった色が浮かぶ。