保険彼女と日向くんの甘々同居生活
「そうですか。
先輩、加恋さんと仲良いんですね」
先輩とは目を合わせず、ひたすら床をみる。
「......あぁ」
「加恋さん可愛いですよね。美少女コンテストで一位取ってましたもんね」
嫌味に聞こえてしまうかもしれない。
でも、今はそんな事気にしてられる余裕なんかない。止まらないの。
誰もが認める美少女と、美少年。
そんな二人を目の前にして余裕でなんかいられない。
私がそう言うと先輩は開き直ったように言葉を吐き出した。
「そうだよ。加恋はお前より可愛い」
…せ、んぱい?
「お前ってさ本当単純。俺の言うこと何でもきいちゃってさ。馬鹿なの?
お前はな.....保険なんだよ」
次々と先輩の口から出てくる冷たい言葉に体が硬直する。
もう前みたいな優しさはない。
顔をあげれば先輩は酷く冷たい目で私を見ていた。
.....保険ってなに。
私が保険?
加恋さんが本命ってこと?
私からしたら加恋さんは先輩をとった浮気相手なのに?