漆黒に佇む一輪の華
「あっ俺、柴崎 亮磨 (シバサキ リョウマ)って言います…」
亮磨くんは顔を下に伏せて言いにくそうに自分の名前を言った。
ん?柴崎?
亮磨「やっぱり気づきますよね」
悠「もしかして…りょうの…弟?」
そう聞くとバツの悪そうな顔でゆっくりと頷いた。
確かにそう思えば顔が少し似てるかも、、
悠「そうだったんだ…」
亮磨「え?怒らないんすか?」
悠「なんで怒らなきゃいけないの?」
あまりにおかしな質問に少し笑ってしまった。
亮磨「だって…悠里さんを裏切った最低野郎の弟ですよ?」
亮磨くんはなぜか必死で訴えてきたけど私は亮磨くんを怒るつもりなんて毛頭ない。
悠「りょうには確かにひどいことされたけどそれに亮磨くんはなにも関係ないでしょ?」