桜の舞う世界
「俺は人間ではない妖狐だ」
妖狐、だと?
それにしては尻尾がないぞ………まさか!
「…人間の姿をしており尻尾がない妖狐……」
「お前は、空狐(クウコ)か」
「おや?よく分かったね」
「でもなぜだ、空狐は善狐の筈……」
「少し話をしてしまったようだね」
「質問に答えて……空狐」
「その前に言ったはずだよ?立ち去らないのならお前を食い殺すと」
「では最後に聞く、妖達の頂点に立つ頭(ボス)とはお前の事か?」