桜の舞う世界










まさ、か……この光景とその言葉。
















あの本の結末と同一……?






でも本で読んでたのより



すごく鮮明に見えたわ……?












何故、私の頭の中に流れてきたのかしら…


















一体なぜ、
















その疑問だけが私の心に残った




















「桜瑚?」














「えっ?……あ、何ですか?」









「大丈夫ですか?」












「えぇ。何回もごめんなさいね」











「いえ、それよりも立てますか?」









「えぇ……」







碧兎様に支えられ立ち上がる











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