山あり谷あり、恋もあり。

わわっ。



ど、ど、どうしよう。




森山先生がこっちを見てる!



しかもちょっと微笑んでる!




やばい…ドキドキする。




うるさいよっ、私の心臓!



ちょっと止まって!あ…いや、止まっちゃダメだ。




止まっちゃダメだけど、この心臓どうにかして!





目が合っていたのはほんの2、3秒だけど



みるみる顔が熱くなるのが自分でも分かるし




顔がにやけて仕方がない。





私はこの胸のドキドキと



顔に帯びた熱を落ち着かせたくて




パタパタと両手で顔を扇いだ。




「はぁ…。」



隣から、深いため息が聞こえる。




「え?なに?」



「いや、なんでも。」
< 53 / 53 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

キミが好きなのは俺

総文字数/131,382

恋愛(純愛)395ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
―ねぇ…キミさ、俺のこと好きでしょ?― 大学の講義中、隣の席に座った私に 軽く微笑みながらあなたは言った。 ―…え、急に何ですか…?― 戸惑いながらも、近づいていく距離 ―いい加減認めなよ、陽菜ちゃんは俺が好きなんだって― なんで…なんで、そんな苦しそうな顔で言うの。 笑顔が素敵な正直者 【一ノ瀬陽菜(いちのせ ひな)】 × クールなのに陽菜にだけ積極的 【滝沢優(たきざわ ゆう)】 ―伝えてくれなきゃ分からないよ…― あの時の、あの言葉も表情も 全部そういうことだったんだね。 ※初めて小説を書きますので、温かく見守っていただけたら嬉しいです。 start:2016.09.18 02.19更新:392~395ページ 完結に向け、頑張ります。 1月中の完成を目指しておりましたが もう少しかかりそうです。 よろしくお願いいたします。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop