暴走族に恋をする。
そんなこんな、学校から歩いて10分ほどでここらへんでは一番大きなショッピングモールへと到着した。
なんていうか…キラキラしてる。
「……私、場違いじゃない?」
「は?……どこが?」
あれ、なんか快斗にそんな反応されたの初めてじゃない?
そんな呆れたような顔。
「…鏡で見てみなよ、桜子ちゃん。
なんなら俺の方が桜子ちゃんの横にいていいのか不安になるよ。
桜子ちゃんが可愛すぎて。」
……あ、そうだ。
今日は地味なのやめてたんだ…
「……や、でも快斗も十分かっこいいです…」
…ど、どうした私……
今日絶対変だよ…!!
「…ありがと。」
快斗がそうやって優しく微笑むから、それにも不覚にもドキッとする。
……もう、誰か私の心臓を止めてくれ…
毎日一緒にいて…入学してから一緒にいる時間が本当に長いのに
今日が今までで一番、ドキドキしてるのはなんでなんだろ…
「ね、桜子ちゃんは肉は和食派?洋食派?」
「んー、どちらかなら洋食。
でもトンカツとかしょうが焼きとかしゃぶしゃぶもだいすき。」
「え、俺とどっちのが好き?」
……たまにトンチンカンなこと聞いてくるけど。