暴走族に恋をする。



「ルールというものは意味があって作られた。
勉強と言うのは学ぶだけではなんの意味もない。
学んで、経験として活かしていかなければなんの意味もない。
あなたたちの頭は宝の持ち腐れですね。」


私が真剣にそういうと、黒崎蓮は笑った。
シーンとした中でただ一人、笑った。


「はは、おもしれーじゃん。」


そういって私に近づき、私の肩を抱いた。


「気に入った。」


だけど、黒崎蓮の手はすぐに離された。


「だから、桜子ちゃんは俺が狙ってんだから触んなって。」


「ったく、快斗どんだけめんどくせーんだよ。
隼斗、俺のタバコ買ってこい。」


「………はいはい。」


………人の話聞いてました?
ねぇ、私の話聞いてた?


「決めた!!」


私が黒崎蓮を呆れた顔で見ていると、隣でいきなり大きな声を出した大津くん。

その声にビックリして、肩が上がってしまった。


「俺、今から禁煙しよーっと。」


「………え?」


「じゃなきゃ桜子ちゃんに好きになってもらえないしー。」


………なにそれ。
でもまぁ…タバコやめるならなんでもいいわ。


「それより蓮、隼斗追い出してどうした?」


と栗原幸人が黒崎蓮に話しかけた。


「あぁ、そうそう。
快斗が前に、こいつが勉強ばっかしてて全然遊んでくれないとか言ってたし
お前、これからここで勉強すれば?
俺らから教われば、快斗なんてすぐに抜かせるけど。」


「………は?」


「なぁ、オチケン。
お前もいいよな?」


「あ?俺?あー別にいいけど。
嫌いじゃねーし。」


「俺もいいよーん。」


と栗原幸人がいい、


「やったじゃん。」


と大津くんが私に笑いかけた。…けど


私の意見は?



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