天満堂へようこそ
「遅いもなにも、お前がゲートをここに繋いでおかないのがいけないんだろう?」

「ふん。
そんなもの必要ないわ。
お前達にはお前達の入り口があるだろう?」

「お前は天界・魔界・幻界すべてに行けるからいいが、
俺たちは条件が揃わない限り幻界には行けん。
魔界から人間界に来るしかないんだぞ。

魔界とここを繋げろよ」

「いやなこった。

ここには天界からも幻界からも来る客がいるんでね。
来たかったら正規ルートでこればいいだけだ。

で?

持ってきたのか?」

ドスッとカウンターに袋を置かれ、中身を確認する。

ドラゴンの鱗
ドラゴンの血
魔草
魔とかげの尻尾

「全部あるな。
これでいいか?」

と、百万出す。
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