ろ う そ く
午後16時34分
私の携帯に一件の着信があった。
ディスプレイに表示された文字は“裕史”の後にハートマークが2つついたものやった。
どうしたんやろ…と思いながら、何も考えずに電話に出た。
「美輝ちゃん!!美輝ちゃん!!?」
えっ?
電話の相手は裕史じゃなかった。
この声は…
「…エミちゃん!?」
何かがあったと、私はすぐに察知した。
「裕史が!!病院に運ばれてん!!」
えっ‥なんで!?
「なんでなん!?」
「海に落ちて…」