ろ う そ く
毎日落ち込み自分を責める私を見て、事情を知ってる神菜が気晴らしに海行こうって言ってくれた。
私と神菜と神菜のお姉ちゃんの梓ちゃんは、秋のちょっと寒い海に行った。
「うわぁー。綺麗!!」
梓ちゃんが運転する車から見た海の景色に、3人で感動していた。
わざわざ私のために、2人とも和歌山まで連れて来てくれた。
「見て!!めっちゃ眩しい。」
海の水が太陽の光を反射していた。
「もうすぐ着くからなー。」
梓ちゃんは車のナビを確認しながら言った。