天満堂へようこそ -2-
「意味がわからんが」

「天界は、王宮を中心に四つのブロックに分かれている。中心に来ればくるほど栄えておるのは知っているであろう?」

「境目に行けば行くほど境界に近くなるだろ?」とルーカスが魔界と同じだと言う。幻界も似たようなものだ。

「今、住んでいるものはいるが、殆ど使われてない所が一角だけある。そこに、最近リアムに似たものが出入りしていると聞いたことがある」

「誰でも近づけるか?」

「行ったことないから分からんが、あれだけ調べ物していたのならば、何かしらしてあるかもしれんの」

「少し考えさせてくれ」そう言い席を立つ。

城の一番上の見張り台まで行き、敬礼する兵に下がるように言う。
入口あたりで見張りはしていると思うが、とにかく一人になって考えたかった。
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