天満堂へようこそ -2-
見ている限り何も変化はない。ユーリにこのまま様子を見てくれと言い、ムーにはご飯をしっかり食べないと奏太が心配するからとお皿にドッグフードをいれ、食べるように言い、部屋を後にする。
そのまま、母の気配を辿ると、書庫にいることが分かったのでそこに向かう。
「母よ。点滴に混ぜてきた」
「そう、どんな感じかしら?」と、本から目をそらすことなく聞いてくる。
「ムーが弱っていて……血を一滴混ぜた水を飲ませたら効果覿面だった。奏太の点滴はかなり薄めて来たが。
ここの時間の流れで聞きたいことがある」
そう言うと読んでいた本を渡される。
『王家の血と魔法』あからさまな名前の本だと思いながら中身を見ると、タイトル通り中身は家系図のようなものがぎっしりと書いてある。
「この本がなにか?」
「それは、私達王家の血筋が書いてあるもの。そのままよ?今、貴方達のこと書き足しておいたわ。それが出来るのは、王だけだから。
でも、その本にはもっと違うことが書かれているから、あなたの参考になる筈よ」
「これ、禁書か?見た事も無いが……」
「王のみが継ぐものだから、見たことがないのは当たり前よ。読んだらわかる、言えるのはそこまで。後は自分で考えなさい」読んだら返してちょうだいと言われ、そのまま書庫で読み明かす。
そのまま、母の気配を辿ると、書庫にいることが分かったのでそこに向かう。
「母よ。点滴に混ぜてきた」
「そう、どんな感じかしら?」と、本から目をそらすことなく聞いてくる。
「ムーが弱っていて……血を一滴混ぜた水を飲ませたら効果覿面だった。奏太の点滴はかなり薄めて来たが。
ここの時間の流れで聞きたいことがある」
そう言うと読んでいた本を渡される。
『王家の血と魔法』あからさまな名前の本だと思いながら中身を見ると、タイトル通り中身は家系図のようなものがぎっしりと書いてある。
「この本がなにか?」
「それは、私達王家の血筋が書いてあるもの。そのままよ?今、貴方達のこと書き足しておいたわ。それが出来るのは、王だけだから。
でも、その本にはもっと違うことが書かれているから、あなたの参考になる筈よ」
「これ、禁書か?見た事も無いが……」
「王のみが継ぐものだから、見たことがないのは当たり前よ。読んだらわかる、言えるのはそこまで。後は自分で考えなさい」読んだら返してちょうだいと言われ、そのまま書庫で読み明かす。