身長差片想い。
彼女持ちの貴方を好きになってもいいですか?叶わないと知っていて、好きになってもいいですか?
2018年四月。
桜満開な季節。私達は出会った。
同じクラスの君。名前は桜木 奏(さくらぎ そう)。入学した日にも関わらず、
友達が多く、身長も高くて、爽やかで、明るい性格の子だった。
あ、私の名前は佐々木莉奈(ささき りな)
それでね、
そんな子が私の席の前だなんて。
私は人見知りだからキョドキョドしていた。
果たして友達はできるのか?女子独特の「あの子気に入らないリスト』に入らず、それなりに3年間過ごす事はできるのか。と
そしたら奏が話しかけてきた。
「どこ中?名前は?」
え。嘘。私に話しかけてるの?
後ろを見るも、後ろの女子は教室に居なく、どうも私に話しかけてるようだ。
『えっと、◯×中の、佐々木 莉奈(ささき りな)です。』
と、言うと
奏は微笑みながら
「おっ、そっか。よろしく!」と言われた。
その時からだろうか。奏の事を意識するようになったのは。
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