爆発まで残り5分となりました
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「あれ?分かれ、道?」
目の前には、二手に分かれる道。
見たところ、私はどちらかに進まなければならないようだ。
白い世界。枝分かれする黒い道。
ふと、真っ白な空から目を下ろすと、二つの道の前には、人が二人、立っていた。
「ほら。おいで、夏仍」
左側には、お母さんが立っている。
「一緒に遊ぼう。夏仍」
右側には、お父さんが立っている。
二人の手は、だんだん私の方に、伸びてくる。両方の手を、取っていいのかな?
「どっちかじゃないと、だめ?」
私が聞くと、二人は笑顔で頷いた。