爆発まで残り5分となりました
と、唸っている間にも時間は進み、気づけば目の前には、分かれ道。
「じゃあね、夏仍」
「うん。ばいばーい!」
柚希が走っていったのをさかいに、私も家へと走りだした。
「はっ、はっ、はっ」
短く息を切らしながら、私は走る。
桜の花びらが風に流されてきて、服の上に積もる。そしてまた、風で飛ばされる。
今日の夜ご飯は何かな?
今度の休みは、何をして遊ぶんだろう!
残りの短い一本道を駆け抜けて、私は家に向かう。そして、着いた途端に、
玄関のドアを勢いよく開いた。