爆発まで残り5分となりました
「考えてみれば……」
私が呟くと、皆が私の方を向いた。
悠真と汐見さんは死なないけど、私達はいつ死ぬかも分からなかったんだ。
「もし、私達が、爆発する教室を選んだら、悠真はどうしようと思ってたの?」
ここまでこれたのは、本当に運だけなのだろうか。
何十分の一の確率でも、私達が途中で死んでしまう可能性はあったのだ。
私の質問に、悠真がふん、と鼻をならして自慢げに答えた。
「それなら大丈夫。事前に汐見の力を、メンバーの一人に分けておいたんだ」
「一人?」
言葉にしてみると、思い当たる節が一つだけあることに気づいた。