年下でもいいですか?
奥田も含め話を聞く。

「一命はとりとめたといって置きましょう」

「え?」

市川に制され、奥田が質問をする。

「それは命に危険があったとの解釈でよろしいのでしょうか?」

「そうです。
薬を飲んだ時間もはっきりしない上、カルテを見ると最近まで入院されていましたよね?
薬に対するアレルギーがある人は、市販薬など飲みません。
持ってこられた薬の瓶等は保管してあります。
他の飲み薬は、抗うつ剤と睡眠導入剤がほとんどですので。

彼女の症状からすると、相当のストレスがかかり、パニック状態になったか、もしくは鬱など併発していたのか......
主治医の先生が今こちらに来ますので、詳しく聞いてください」

「今回に関する診断書もいただきたいのですが。
できれば3通」といい、奥田が名刺を渡す。

「わかりました。
受け付けに渡しておきますので、後で取りに行ってください」

そのあと診察室を出て、朋ちゃんのいるICUへ向かう。

酸素マスクをつけ、いくつかのコードが体から出ている。
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