年下でもいいですか?
その後も周りから見たらバカップル状態で食事を済ませ、
時間も早かったのでバーへ行く。

この店のことも今日聞いた話しはしてあるので、
大丈夫な限り来ようと言うことになった。

次の日のスーツの色はと聞かれ、
黒系が多いからどれも似たり寄ったりだなといい、
明日のネクタイはお楽しみと言うことになった。

「でも、行きなり感じが変わったら何か言われないかな?」

「夏だし気分だけでも涼しくしたいっていっとくし、
あー、木村さんは気づくかもしれない...
憂鬱なんだよなぁ。
あのテンションにはついていけない。」

「あまり話したことはないけど、
今日はすっごい好き好きオーラが出てたね。」

「笑い話じゃないんだよほんとに...
足の組み替えやウインクされても興味ないし、
仕事してくれって思う。」

「ちょっと妬けるけど。」

「権限でデスクの移動ができたらいいのに。」

「諦めたら?」

「焼きもちやくでしょ?」

「会社では焼いても仕方ないもん。」

「え...焼いてよ。」

「繁ちゃんが私のこと本気で好きになってくれてるんなら、
信じるから大丈夫だよ。」

「俺が惚れたの。
だからなんにも心配はないから。」

明日も早いのでと10時には切り上げ駅で別れる。

家につきおやすみとLINEを送り、
風呂に入って眠る。
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