年下でもいいですか?
いつもと同じように午前中は終わり、
お昼に面会に行く。

今日は目が覚めていたので、大丈夫?と声をかける。
酸素マスクもはずされ、少し体も起こしていたので無理はしないようにと言ったが、
今から病室に移ると聞かされた。

俺が来たからか、すぐに病室の方に移動でき久しぶりに会ったような気さえしてくる。

「驚いたよ。
もう大丈夫?」

「うん。
薬が合わなかったみたいで。
これも言う暇なかったし……」

「いいよ。
先生から聞いた。
俺も気を付けるようにするから、無理なときはちゃんと話して」

「うん。
会社の方はどう?」

「今は落ち着いてるよ。
来週にでも刑事さんが来そうだけど」

「私も熱も引いたし帰りたいんだけどなぁ……」

「ダメ!
ちゃんと治してから。

本当は退院してからはなそうと思ったんだけど……」と、病状の事と、マンションの事、仕事での移動の話をした。

マンションについては何か言われるかと思ったが、
「私の部屋何もなかったでしょ?
全部処分して行こうかな……」


マジ?
反対されっると思ったのに……
俺頑張る!!!

「審査さえ通れば契約してすぐに住めるみたいだけど、
家具とか買わないと行けないし。

俺の部屋もなんにもないから、いっそのこと全部新調するかぁ。
テレビ以外ね」

「私も出すから」

「負担にならない程度にしよう。
決まったらすぐに言うから。
あ、車ももう来たんだよ。
水族館いかなくちゃね」

「その前に引っ越し……」

「これ、パンフ置いてくから見といて。
夜また来るから、ちゃんと寝てないと……」「わかってます!」

行ってきますと病室を出て会社に戻ると、
刑事さんが待っていた。
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