年下でもいいですか?
その後も、いくつか検査などはしたものの、
順調だと言われ、退院の日も決まった。

アパートの引き渡しなどは、俺が代わりにすることになり、先生からは幾つかの注意事項が出された。

「お盆明けにするつもりだったんだけど、
食事もとれるようになったし、傷の方も問題ないから退院許可は出したけど、週に一回は通院してね。
心療内科の方になるんだけど、あちらの先生にももう会ってるわよね?」

「はい。
女医さんなので彼女も話しやすいかと思います」

「今は病院だから何もないけど、
行きなり新生活になるのには注意も必要よ。
まず、大きな声で怒鳴ったりしないこと。
同じく大きな音には敏感になってるからそれもなるべく避けて。
薬の副作用でよく寝てしまうと思うけど、
決して怠けているのではないこと。
基本これだけは守って生活してほしいんだけど、
これには、家族や同居人の理解がかなりいることだから」

「わかりました。
ほかにも注意することありますか?」

「他はなるべくゆったりした生活を復帰までには心がけてくれたらいいわ。

会社の方なんだけど、私は毎週水曜日にいるから、
いつでも来て欲しいっていっといてくれる?
たぶん、気も張るだろうし、ちゃんとしなきゃって意識の強い人だから。

ちょっと聞いたんだけど、裁判も早めにあるみたいなのよ。
その時にはかなりパニックになると思うから注意が必要よ。」

「仕事は同僚の部署になるので、大丈夫だと思います。
生活の方は二人で分担していきたいと思ってます。裁判はなるべく負担にならないようにできたらいいんですけど」
< 93 / 234 >

この作品をシェア

pagetop