好きが涙に変わって溢れてく。
「ねぇ‼かなり無理な話かもしれないけど、いつか私たち4組のカップルでどこか遊びに行けたらいいねっ‼」
「あ~わかる‼遊んでみたいよねっ!」
「いつになるかわかんないけどね……っ」
彩葉の提案に飛び付く瞳と逢織。
本当にそんな時が来たらいいなとは思うけど、私これから彼氏出来るかな。
ちょっと心配……
「ねぇ、桜綾もそう思わない!?」
「うんっ‼いつか絶対に実行したいね‼」
もしその時が来たとしたら、私の隣にいる人はどんな人だろう……
それから彩葉と2人きりになった時、彩葉にこんなことを言われた。
「さっき私が言ったことあるじゃない?4組のカップルで遊びに行きたいって」
「うん」
「あれね、もちろん4組でも出来たらいいなぁーとも思うけど、私と遼也と桜綾と魁と、今度はお互いがちゃんとしたカップル同士で遊べたらいいなぁって一番思うんだ」
それは、私も強く思う。
だけど頷けない。そんな日が来るはずないから。
もうわかってるから。
所詮、叶わぬ夢だ。
「桜綾、頑張ってね」
「ありがとう」
本当はもう、頑張りたくない。
だけど言えない。
ごめんね、彩葉。みんな。