クールな社長の溺愛宣言!?
 しかし、それをそのまま社長に告げるわけにもいかず、私は必死に社長の真意を探ろうとする。

「あの、私と社長がつきあうだなんて、そんなこと、ありえないですよ」

「どうして。お前、彼氏が欲しいんだろう?」

「いや、確かにそう言いましたが――」

「まさか、俺が不満だと言うわけじゃないだろうな」

 細めた目で鋭く睨みつけられ、ヒッと悲鳴を上げそうになる。

「お前に彼氏ができて、寿(ことぶき)退社でもされたら困るからな。これからは私生活も俺がお前と一緒にいてやる。うれしいだろう、俺に告白されて」

 ――こ、これは告白というよりも、脅しでは?

「そんな、あの……社長の貴重なお時間を私のために費やしていただくのは、恐れ多いので」

「気にするな。俺は彼女には優しいぞ。ほら、さっそくお前の大好きなものをやる」

 そう言って、ドサッとデスクの上に資料の山が築かれた。

「これ、明日の昼までに仕上げてくれ」

「は? ……あの」

 色々と理解できないままの私を放っておいて、社長はさっさと自分のデスクに戻っていく。

 ――とりあえず……落ち着こう。

 私は椅子に座ると、頭の中を整理した。



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