「僕は、死にたい」
 

「わかってあげられなくて、ごめんね。」


そう言って一緒に泣いた。






しばらくして、彼女は引越してしまい音信不通になってしまった。


元気にしているかな?


と、今でも時々思い出す。


思い出す彼女の姿は、いつも優しく笑っている。






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