Des gouttes de larmes 〜涙の雫〜
『ごめーん待った~?』




『もぅ、奈々先輩遅刻ですよ~。』




『香織と紀子もごめんね~』




『お疲れ様です~奈々さん全然大丈夫ですよ~里菜だって着いたのほんの3分前ぐらいでしたもん』




『えー!!里菜ー!!!』




『香織先輩~それ内緒ですよ~』




香織は2個下のスラッとしたお姉様系の美人。整った顔立ちに、さらさらロングの茶髪。髪が本当に綺麗。ふわっとさりげないシトラス系の香水の香りがさらに美人さをアップする。




だが、毒舌がすごい。毒舌さえなければパーフェクトな女。




あっ胸だけは私の勝ちだ。香織はチッパイ。




『まぁまぁ今日は楽しく飲みましょー!
イケメンいるといいなぁ~ねっ奈々さん!』




紀子も香織と同じ2個下の後輩だ。




顔は中の下か下の上か。まぁ愛嬌ある顔だ。髪は茶髪のショートボブ。スタイルもややぽちゃ。




だが、ノリが抜群にいい。いじり、下ネタ何でもOK。




職場でもムードメーカーだ。みんな紀子をイジって楽しんでいる。合コンも楽しく酒を飲めりゃそれでいいって子だ。




そんな2人と男ウケ抜群の里菜、そして、顔普通、スタイル普通の私の4人で居酒屋へ向かうのであった。




店に着くまでのこのドキドキ感がなんとも言えない。お腹がこそばゆい感じなる。この感覚はいつまでたっても慣れないな。
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