ヘタレな貴方と強がりな私



「なっちゃん、たくさん食べたね。デザートのアイスも食べれるかな?」


小鳥遊くんのアイスという言葉に
奈津はうんうん、と目を光らせている


『…じゃ、お母さんちょっと電話してくるから小鳥遊くんとアイス食べて待っててくれる?』


そういうと、一瞬不安そうな顔をしたが
小鳥遊くんの方を見て縦に首を振った


小鳥遊くんに奈津を託し
私は席を立った
ファミレス内をくるっと回り
拓也が座ると席へとついた

奈津と小鳥遊くんと背中合わせに
奈津は私に気がついていない


拓也は咳払いをした
これが合図
私が拓也の席についたら
小鳥遊くんが奈津に話をする手順となっている

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