ヘタレな貴方と強がりな私


その姿を見て
そういうことか、と思った


私はただの暇つぶしだったわけだ
彼女と別れて時間があった
ちょうど良く、私が困ってるのを見て
暇つぶし程度に付き合うフリして
気まぐれに…キスしてたわけだ

新しい彼女ができたから
私は用済みってこと。



私は小鳥遊くんの真ん前に立ち
小鳥遊くんの頬めがけて平手打ちをした


パシンッ、と響き渡る音に
周囲の雑音が一瞬止まった



『あんたの気まぐれに付き合うほど、こっちは余裕ないのっ!こっちの気持ち、勝手にかき回して、飽きたらサヨナラするくらいなら、初めかは近寄らないでっ!あんたのこと、心配して損した!』


小鳥遊くんの横顔
叩いた頬か赤くなっていた
前髪で目元が隠れていたから
どんな表情か、わからない

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