ヘタレな貴方と強がりな私
一つ一つ、解決していかなくてはならない
それはわかっているけど
小鳥遊くんは何から手をつけていくのか…
小鳥遊くんを見ると
何か考えている様子だ
私たちはひとまず離れ
奈津が起きるまで、コーヒーを飲んでいた
あのまま、くっついていたら
私の身が持たないからだ
小鳥遊くんは女の子の扱いになれているから
照れも恥ずかしさもないだろうが
私は…慣れてない
「俺、兄貴に会ってみる」
兄貴というのは
東雲紗枝の婚約者
留学すると言ってから
一度も連絡を取っていないと言っていた
『お兄さんって何も知らないんでしょ?』
「多分。でも会って、今の状況を把握する。ついでに実家にも顔を出してくるつもり」