ヘタレな貴方と強がりな私


『莉子っ!』


「優奈!ごめん、目を離した隙に…」


『ううん、それよりかくれんぼって遊具の周りでやっていたの?』


「うん、始めは私が鬼で、次はかずくん、なっちゃんって順番にやってたんだけど、また私が鬼の番になったら…姿が見えなくて」


アスレチック遊具を使って
かくれんぼをしていたらしい
すぐに見つかりやすい
奈津みたいな小さい子には楽しい遊びだ
辺りを見渡すが
他に隠れそうな場所はない



「他の遊具にはいないぞ」


少し息を切らした白戸さん
アスレチック以外の近くの遊具も
確認してきてくれたようだが
二人の姿はなかったという

公園全体を探すしかないと
手分けして探すことにした

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