ヘタレな貴方と強がりな私
「あれ?知らなかった?」
「でも、冷え切っているんだ」
「僕は染川さんに惹かれている」
初めて食事に誘われたとき
彼女はいない、と言っていた白戸さん
だから、まさか
結婚をしているなんて思わなかった
だって、指輪をしていなかったから
二度目の食事を終えたとき
初めてキスをされた
「僕の彼女になってほしい」
返事は急がないと言ってくれた白戸さん
私は嬉しかったけど
即答は出来なかった
でも、そんな喜びを
急降下で落ちていった出来事が起きた
それは三ヶ月ごとに発行される社報
【愛妻家 システム課 白戸課長】
そんな記事だった