ヘタレな貴方と強がりな私
回覧で回って来た社報を見て絶句した
初めて知る事実
騙された、と思った
だから白戸さんを呼び出し問い詰めたのだ
白戸さんの答えに
私は驚くばかりで
もしかして、妻がいるにもかかわらず
彼女を作るのは当たり前なのか、
もしかしたら私が常識ないのかと思うくらい
そのくらい当たり前のようだ
『私には無理です』
そう告げ
白戸さんとの連絡をして経った
二度と会わないと決めた
その後、何度か
白戸さんから連絡がきたが
電話に出ることは無かった
はぁ、
やっと自分の席についた時には
昼休が終わる1分前だった
私が戻ったことに莉子はホッとした顔
ゴメン、と手を合わせ仕事に戻った