ヘタレな貴方と強がりな私


画面を見ると、小鳥遊くんだった
迷わず画面をタップし耳に当てた


『もしもし、どうしたの?』


何かあったのかと不安になったが
小鳥遊くんは笑っていた


「優奈さん、心配性だね。何もないよ。ただ、優奈さんの声が聞きたかっただけ」


もしかして寝るところだったかな?と
話を続ける小鳥遊くん
声が聞きたかったなんて言われた私は
赤面しスマホを持つ手が汗ばむ


「明日、でしょ?大丈夫?」


『…うん、大丈夫』


わざわざ
そのために連絡してくれたのかと驚いた
と、同時に嬉しくもなる


「優奈さんの大丈夫は当てにならないよ」


前にもそう言われた
でも、そう言ってないと…

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