ヘタレな貴方と強がりな私


無駄な女遊びもしなくなったみたいだ、
もしかしたら、あなたのおかげかな?と
宇津木くんは笑っていた


そうなんだろうか、と
疑問と恥ずかしさかもある


宇津木くんはそれだけ言って
行ってしまった
生き生きしている、
その言葉に嬉しくなった


早く小鳥遊くんに会いたくなった


…が、今はそれどころじゃない
拓也と奈津が待っている

急いでカフェへ向かう
店の中へ入り二人を探した


拓也が私に気がついてくれ
席へ行くと拓也の手には
昨日、奈津が鞄の中に入れていた手紙があった

うまくいったんだ、と嬉しくなる
拓也も嬉しそうな顔をしている


やはりしっかり考えなくてはならない
これからのことを…

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