ヘタレな貴方と強がりな私


「おはよう、優奈さん」


『小鳥遊くん…おはよう』


月曜の朝
変わらない朝だ
何事もなかったかのように
接してくる小鳥遊くんに違和感だらけ


どうして、何も言ってこないの?
どうして普通でいられるの?


そう考えた時
小鳥遊くんの言葉思い出した


“怖い”という言葉


小鳥遊くんの心は
外には見えない不安を常に抱えている
もしかしたら
今も不安があって
だから何も言ってこないの


だったら、何もならない
何も成長しないんじゃないか…


『小鳥遊くん、少し時間取れるかな?二人で話しがしたいの』


そう伝えると
小鳥遊くんの瞳が揺れている
不安の表れ、なんだろう

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