ヘタレな貴方と強がりな私
明日なら
仕事帰りに寄れる、と言われたが
そういうつもりではなかった
『小鳥遊くんの休みに合わせて、わたしも休暇を取るから…だから、都合いい日が出来たら連絡してくれる?』
この前みたいに
帰られるのも嫌だ
話すならとことん話したい
…逃げるのも許さない
「…わかった。次の休みは水曜日だから、その日なら大丈夫」
観念した、という感じだろうか
少し弱く言葉を発した小鳥遊くんの手を握り
ちゃんと話したいから、と付け加えた
不安を与えたまま
仕事場へと向かうのも不安だが
塞ぎこんでしまうのも心配だった
「うん、わかってる」
そう返して来た小鳥遊くんは
私の手を握り返してくれた