ヘタレな貴方と強がりな私


少し落ち着いたのか
小鳥遊くんの腕の力が和らぐ


優奈さん、と聞こえた声は
さっきとは違い、いつもの小鳥遊くんの声だ


「優奈さんが5歳年上なのも、バツイチで子持ちなのも…知ってる。知らないで好きになったわけじゃない…。知っていて、わかってて、優奈さんを好きになったんだ。優奈さんは…、俺が好きだって言ったこと、迷惑?」


迷惑なわけない
初めは戸惑ったけど
今はとても嬉しくて、幸せに感じる

首を横に振れば
小鳥遊くんの温かい手は
私の頭を撫でてくれた


「良かった。迷惑って言われたら、どうしようかと思った」


クスッと笑った小鳥遊くんだが
すぐに真剣な声で
自分の胸の内を話してくれた

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