ヘタレな貴方と強がりな私


小鳥遊くんは別れ際
これから少し忙しくなるかもしれない
でも、必ず連絡はするから、と言って別れた

忙しくなる、というのはどのくらいだろうか
それでも毎朝会えるからと
付け加えてくれた言葉に
沈みかけた気持ちが再浮上する



「これ以上一緒にいたら、優奈さんを壊してしまいそうだから…。おやすみ」


アパートまで送ってくれた
小鳥遊くんは奈津が部屋に入ったのを確かめると私を引き寄せ抱きしめてくれた



小鳥遊くんと別れて1時間は経っているのに
まだ抱きしめられた温もりがあり
でも、寂しくも感じる


一緒にいたい…
満たされたのは心と身体は
更に欲が出てきてしまった


< 313 / 397 >

この作品をシェア

pagetop