ヘタレな貴方と強がりな私



“お母さんのお友達と夜ご飯を一緒に食べる”


そう奈津に伝えた
奈津は嬉しそうに部屋を片付けたり
髪にハートのピンを付けたり
忙しそうにしている

女の子だなぁ、と顔が綻ぶ


あの日、小鳥遊くんは
次の休みが火曜日だから
その日に奈津に会わせてほしいと言ってきた

私の休みに合わせると
小鳥遊くんの仕事が終わる時間には
奈津はもう夢の中だ


火曜日の朝
奈津に伝え、保育園へ行かせ
私は定時に上がり
久しぶりに3人分の食事を用意している



「優奈さんの手料理が食べたい。娘ちゃんの好きなものでいいから」


保育園へ迎えに行き
帰る途中に小鳥遊くんが来ることを
奈津に伝えた

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