危険地帯
倉庫の奥にあった縄と網を指差すワタシに、6人が顔を見合わせて頷いた。
まず最初に動いたのは、律と司。
囮になって、不良達を引き寄せてくれている。
「こっちだよ~」
「かかってこいよ」
二人は不良達の攻撃を次々に受け流して、不良達の背中をある方向にトンと強く押す。
その先には、蜜という人と恭弥という人が縄と網を持って、不良達を待ち構えていた。
神雷の二人は、数人の不良達を網で捕まえ、縄で縛り上げた。
「ナイスな連携プレイね♪」
――瞬間、ワタシの視界が霞み出した。
タイムリミットが、また短くなったんだわ。
そりゃそうよね。
役目がまたひとつ、消えたのだから。
でも、もう少し、待ってちょうだい。
まだ、この闘いは終わっていない。
私の安全を確認できたら、眠るから。