危険地帯




忍者を含めた全員を、身動きが取れないように腕を縄で縛ると。


闘いを仕向けた忍者は、黒龍と神雷のお説教タイム。


特に、深月と神雷の総長が、ガミガミ言っている。



……大丈夫、かしらね♪


私に戻っても。


いや、そもそも。


タイムリミットは、もう来てしまっている。



ゆっくりと目を閉じると、力が抜けたように体が前に倒れそうになった。


倒れかけた私を支えてくれたのは、律。



「う、羽留!?どうしたの!?大丈夫!?」



間延びした喋り方ではない律の声で、瞼を開ける。


ワタシが眠り、私が起きる。



「あれ……?」



ぱちくりと瞬きをして、周りを見渡す。


もう、午前三時なの?



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