危険地帯



上唇をペロリと舐めながら、三人を脅しにかかる。


この脅しが効けばいいけど、相手が黒龍じゃ、効果はそんなになさそうね。



「言っておくけど、ワタシは本気よ?」



覚悟しててね、黒龍さん♪


ワタシはあんた達なんかに怯えるほど、やわな女じゃないわよ。



「あははっ」



すると、突然深月が笑い出した。


二重人格に驚きすぎておかしくなっちゃったかしら。



「いいねぇ」



ワタシの挑発に興奮しているような表情をする深月は、ワタシ以上にイカれてる。


この状況を楽しもうとしているなんて、相当な心の持ち主ね。



「女にぶっ殺されるのも悪くはねぇが……」



腕を組んで、一歩ずつワタシに近づいてくる深月。


< 46 / 497 >

この作品をシェア

pagetop