危険地帯
上唇をペロリと舐めながら、三人を脅しにかかる。
この脅しが効けばいいけど、相手が黒龍じゃ、効果はそんなになさそうね。
「言っておくけど、ワタシは本気よ?」
覚悟しててね、黒龍さん♪
ワタシはあんた達なんかに怯えるほど、やわな女じゃないわよ。
「あははっ」
すると、突然深月が笑い出した。
二重人格に驚きすぎておかしくなっちゃったかしら。
「いいねぇ」
ワタシの挑発に興奮しているような表情をする深月は、ワタシ以上にイカれてる。
この状況を楽しもうとしているなんて、相当な心の持ち主ね。
「女にぶっ殺されるのも悪くはねぇが……」
腕を組んで、一歩ずつワタシに近づいてくる深月。