大空へ向かって
「おはよう!麗美♪」
いつもと変わらぬ笑顔の栄助。
そうだよね!
麗美が暗くなったら、余計に栄助を苦しめる事になる。
麗美も自然と笑顔になった。
「今日、サボろっか!」
今日は 嫌いな数学がある日だしっ♪
麗美は 首を縦に振った。
自転車は 栄助の家へと、向かう。
「部屋で待ってて!」
麗美は ベッドの上に座って栄助が来るのを待った。
ガチャッ
栄助は 部屋に入って 真っ先に麗美に抱き付いた。
そのまま押し倒した。
それが目当てかい!
「変態!!!!!」
「うっせぇなぁ!」
照れ気味の栄助。
最近は キスの回数も減ったから、我慢出来なかったのかな??
その後は、ずっとじゃれあってた。
その日、栄助は麗美に何度も言った言葉。
"ずっと一緒に居ような"
この言葉に 深い意味が合ったなんて、気ずかなかった…。