さいごの想い
愛美は何も言わず一緒に泣いてくれた。




あたし達はいつのまにか寝ていた。




朝、自然に目が覚めてしまった。




愛美は制服に着替えて学校の用意をしていた。




「あっ、起きた。おはよう!学校遅刻するよ。」



「おはよう。うん。昨日はありがとう。」



「いいよ!早く準備しなっ!!先に玄関に行ってるよ!」



「えっ!?」



「3分で用意しなっー!」



「はっーーーー?!」



「30秒経過。」



「ありえんしー!!」



なんとか用意できた。



「うん。ギリギリだね!」



「もう・・・・疲れた。」



学校に着いた。



3時間目に勇人のクラスに行った。



勇人はいなかった。



授業は全く受けずに時間が過ぎていった。



勇人は結局来なかった。


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