あたしのオキテ-切なくて、でも忘れられない
ショック受ける資格ないよ、あんなに、彼女にメロメロだって、知らなかった。彼女はつくらない主義かと思ってた。




そんなこと、言ってないし。



まあ、でもセフレだもんね、あたしたち。




しばらく、嫌な沈黙があった。



いま、どこ?


翔くんが、声をだした。



家だよ、もう11時だもん。



今から、行っていい?


駄目だよ、今は、何か、会えない。気持ちの整理、ついてない。




自分だって、彼氏いるのに?




翔くんだって、彼女に悪いって思わないんだ?



思うけど、しょうがないよ。
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