甘いりんごに恋をした
「では、それにしよう」
「買ってくる」
映画なんて久しぶりだな
「はい、これ」
「いくらでしたか？」
「なにがだ？」
「それの値段ですよ」
「僕が誘ったんだ
これくらい払わせてくれ」
「いや、払います」
「僕が払う」
「払います」
「大丈夫だ」
「そ、そうですか。
ありがとうございます」
じゃあ、何か先輩が喜ぶような物買ってあげよう…
なにがいいかな
「じゃ、先輩このあと雑貨屋さんとゲームセンター行きませんか？」
「なぜだ？」
「私が今行きたいからです」
「いいだろう」
「はい」
「先輩？何見てるんですか？」
ぬいぐるみーー？？！？
か、可愛い…
「あ、ああ。なんでもないんだ」
「そのぬいぐるみ欲しいんですか？」
「いや、欲しくない」
「欲しいんですね？」
「欲しくない！！」
「そうですかー？」
「あ、」
「どうした？」
「外で待っててください。」
「わかった」
ぬいぐるみとネックレスなんておかしいかな？
私は熊のぬいぐるみを買った。
ネックレスは先輩に似合いそうなやつ。
ぬいぐるみにネックレスをかけて…
「れーんくん！こんにちは、僕は熊の熊太郎って言うんだ」
「なんだそれは。」
そう言い、ふっと笑う。
「これ先輩にプレゼントです！」
「え…？」
「熊太郎くんのことずっと見てたし、
ネックレスは先輩に
似合いそうだなって（笑）」
「僕にくれるのか？」
「はい！」
「いくらだった？」
「え？」
「くれると言っても僕は払う」
「先輩？誘ったのは私ですから私に払わせて下さい。それに…」
「ん？」
「先輩にプレゼントですから」
「…そうか」
「嬉しいですか？」
「う、嬉しぃ~んくない」
「今、嬉しいって言いましたよね？」
「言ってない」
「あはは（笑）
もう少し素直になってもいんですよ」
「…つ、次はどこだ？」
「あーと、あっちです」
「行くぞ」
「はーい（笑）」
ゲームセンターでやりたいことは決まってた。
「先輩、こういうとこ初めてきますか？」
「そうだな
来ようとは思わなかったな」
「1度も？！」
「おう」
「楽しいですよ
もうゲームセンターの楽しさ教えますね（笑）」
「これはなんだ？」
「UFOキャッチャーっていうんです
私がやり方教えますから」
「なるほど」
「もう覚えたんですか？」
「ああ」
「やってみて下さい」
「こんな感じか？」
ゴトンッ
「取れた…すごい！先輩すごい！」
「そうか？」
「これ、君にプレゼントだ」
照れてる先輩が可愛かった。
「ありがとうございます」
「いえいえ」
「この箱はなんだ？」
箱って（笑）江戸時代の人？（笑）
「写真が撮れる箱ですよ（笑）」
「そうなのか。」
－コインを入れてね。
ガチャッガチャッ ×2
－背景選…
「先輩、あっち見て
はい、チーズ！」
カシャッ…
－次はラクガキだよ
左の…
「先輩、左側ですって！」
「どこに行くんだ？」
「こっち」
－画面をタッチしてね
タンッ
「先輩（笑）指でやるんじゃないですよ」
「どれでやるんだ？」
「これです」
「そうか」
タンタンッ
－ラクガキスタートッ
「先輩盛れてますね（笑）」
「盛ったつもりはないのだが」
「これ盛れちゃう機械なんですよ」
「そうなのか、ラクガキって何やるんだ？」
「この写真の上になんか書くんです（笑）」
「そうなのか」
タッタタッタッタッ…
「こんな感じか？」
私が隣を見ると…
そこには、三文字
今までと違う…
『好きだ』
の三文字が。
「なんですか？これ（笑）」
「僕の素直な気持ちだ」
「冗談ですよね？」
「素直になれと言ったのは君だぞ」
「そうですけど」
あれ？なんでだろ？
いつもみたいに断れないや
そうか、知ってる人だからか…？
そうだよね？
「あの、少し考えさせてください」
「そうか、わかった」
それからちょっとぎこちなかった。
別れ際に、先輩が
「これ、ありがとう。また明日」
「いえ。また明日…」
プリクラには先輩が消し方が分からなかったのか…
告白が残っていた
いつから私を…？
それより返事考えないと…
「買ってくる」
映画なんて久しぶりだな
「はい、これ」
「いくらでしたか？」
「なにがだ？」
「それの値段ですよ」
「僕が誘ったんだ
これくらい払わせてくれ」
「いや、払います」
「僕が払う」
「払います」
「大丈夫だ」
「そ、そうですか。
ありがとうございます」
じゃあ、何か先輩が喜ぶような物買ってあげよう…
なにがいいかな
「じゃ、先輩このあと雑貨屋さんとゲームセンター行きませんか？」
「なぜだ？」
「私が今行きたいからです」
「いいだろう」
「はい」
「先輩？何見てるんですか？」
ぬいぐるみーー？？！？
か、可愛い…
「あ、ああ。なんでもないんだ」
「そのぬいぐるみ欲しいんですか？」
「いや、欲しくない」
「欲しいんですね？」
「欲しくない！！」
「そうですかー？」
「あ、」
「どうした？」
「外で待っててください。」
「わかった」
ぬいぐるみとネックレスなんておかしいかな？
私は熊のぬいぐるみを買った。
ネックレスは先輩に似合いそうなやつ。
ぬいぐるみにネックレスをかけて…
「れーんくん！こんにちは、僕は熊の熊太郎って言うんだ」
「なんだそれは。」
そう言い、ふっと笑う。
「これ先輩にプレゼントです！」
「え…？」
「熊太郎くんのことずっと見てたし、
ネックレスは先輩に
似合いそうだなって（笑）」
「僕にくれるのか？」
「はい！」
「いくらだった？」
「え？」
「くれると言っても僕は払う」
「先輩？誘ったのは私ですから私に払わせて下さい。それに…」
「ん？」
「先輩にプレゼントですから」
「…そうか」
「嬉しいですか？」
「う、嬉しぃ~んくない」
「今、嬉しいって言いましたよね？」
「言ってない」
「あはは（笑）
もう少し素直になってもいんですよ」
「…つ、次はどこだ？」
「あーと、あっちです」
「行くぞ」
「はーい（笑）」
ゲームセンターでやりたいことは決まってた。
「先輩、こういうとこ初めてきますか？」
「そうだな
来ようとは思わなかったな」
「1度も？！」
「おう」
「楽しいですよ
もうゲームセンターの楽しさ教えますね（笑）」
「これはなんだ？」
「UFOキャッチャーっていうんです
私がやり方教えますから」
「なるほど」
「もう覚えたんですか？」
「ああ」
「やってみて下さい」
「こんな感じか？」
ゴトンッ
「取れた…すごい！先輩すごい！」
「そうか？」
「これ、君にプレゼントだ」
照れてる先輩が可愛かった。
「ありがとうございます」
「いえいえ」
「この箱はなんだ？」
箱って（笑）江戸時代の人？（笑）
「写真が撮れる箱ですよ（笑）」
「そうなのか。」
－コインを入れてね。
ガチャッガチャッ ×2
－背景選…
「先輩、あっち見て
はい、チーズ！」
カシャッ…
－次はラクガキだよ
左の…
「先輩、左側ですって！」
「どこに行くんだ？」
「こっち」
－画面をタッチしてね
タンッ
「先輩（笑）指でやるんじゃないですよ」
「どれでやるんだ？」
「これです」
「そうか」
タンタンッ
－ラクガキスタートッ
「先輩盛れてますね（笑）」
「盛ったつもりはないのだが」
「これ盛れちゃう機械なんですよ」
「そうなのか、ラクガキって何やるんだ？」
「この写真の上になんか書くんです（笑）」
「そうなのか」
タッタタッタッタッ…
「こんな感じか？」
私が隣を見ると…
そこには、三文字
今までと違う…
『好きだ』
の三文字が。
「なんですか？これ（笑）」
「僕の素直な気持ちだ」
「冗談ですよね？」
「素直になれと言ったのは君だぞ」
「そうですけど」
あれ？なんでだろ？
いつもみたいに断れないや
そうか、知ってる人だからか…？
そうだよね？
「あの、少し考えさせてください」
「そうか、わかった」
それからちょっとぎこちなかった。
別れ際に、先輩が
「これ、ありがとう。また明日」
「いえ。また明日…」
プリクラには先輩が消し方が分からなかったのか…
告白が残っていた
いつから私を…？
それより返事考えないと…
