俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
柊くんはいつもより少し低めの声でそう言うと、そのまま机に頭を預けていた。




どうしたんだろう。

なんかいつもと様子違うけど。




もしかして熱でもあるんじゃない?




と、冗談半分でそんなことを思い、思わず笑ってしまいそうになっていた。




…………って、あれ。…熱?




そのフレーズに引っかかった。




「柊くん!」




私はすぐさま彼の名前を呼んでいた。




寝ているのか無視をしているのか、彼からの返事はなかった。




もしかして…もしかして…!!




私は急いで机から立ち上がると、柊くんの方へと駆け寄った。




「柊くんっ」
< 69 / 331 >

この作品をシェア

pagetop