俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「なにそんなに驚いてんだよ」




「いや、だって…柊くんから話しかけられるのなんて、初めてのことだから」




だって半径3メートル以内に近寄るなって言うような人だよ!?




そんな人からまさか話しかけられるなんて、そりゃびっくりするよ。




「昨日のことだけど」

「う、うん…」




柊くんはその先の言葉を詰まらせているようだった。




「…?」




なんだろう…っ
なんかいつもより難しい顔してるし。




私が頭にハテナマークを浮かべ柊くんを見ていると、覚悟を決めたように一度深呼吸をすると、私のほうへと向いた。




「昨日は…迷惑かけたみたいで、悪かった」




それだけ言うと、すぐさま体を正面へと向きなおしたのだった。
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